2020.8.21 05:04

【一問一答】藤井二冠「タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」

【一問一答】

藤井二冠「タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」

特集:
藤井聡太二冠
記者会見に臨む藤井二冠。花束を受け取ると笑顔をみせた=20日午後、福岡市中央区の西鉄グランドホテル

記者会見に臨む藤井二冠。花束を受け取ると笑顔をみせた=20日午後、福岡市中央区の西鉄グランドホテル【拡大】

 将棋 第61期王位戦第4局第2日(20日、福岡市・大濠公園能楽堂)将棋の最年少タイトルホルダーで高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)を下し、一気の4連勝で王位を獲得。18歳1カ月で史上最年少の2冠と八段昇段を決めたが「実感がわかない。精進して良い将棋を見せられるようにしたい」と、はにかんだ。第4局では師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた爽やかな「裏葉(うらば)色」の羽織で臨み、ファンを魅了した。

 --王位戦七番勝負はどうだった

 「持ち時間8時間、2日制は初めて。一手一手、しっかりと考えて指すことができた」

 --木村前王位の立ち居振る舞いをどう感じた

 「勉強になることがあり、今後に生かしていきたい」

 --今年の夏は

 「2つのタイトル戦で番勝負に立つことができた。初めてのことが多く、盤上でも、盤外でも得難いものがあった」

 --デビュー以降、高勝率だが、要因は

 「新型コロナウイルスの影響で対局が2カ月近くない時期があり、将棋にじっくり取り組むことができた。その中で棋聖戦で渡辺(明三冠)先生、木村(前王位)先生と多く指すことができ、いい経験になった」

 --最年少2冠、最年少八段昇段となった

 「2冠は実感がわかない。そういう立場として精進し、良い将棋を見せられるようにしたい」

 --八段昇段で、師匠の杉本八段に追いついた

 「順位戦、竜王戦と同じクラスにいるので、お互いに高め合っていければ」

 --師匠が「藤井が2冠になれば『藤井時代の到来』」と言っていた

 「タイトル戦を戦って自分の課題が見えた部分がある。そういったところを改善して強くなっていかなければいけない」

 --七番勝負で、対局以外で楽しめたことは

 「愛知県豊橋市での第1局で昼食に食べた三河鮮魚の海鮮丼がおいしかった。タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」

 --八段になり、新たな目標設定はあるか

 「強くなることは変わらない目標と思っている。今回の七番勝負の経験を生かしていきたい」

 --天才少年と言われてきた。少年と青年、どちらで呼ばれたいか

 「考えたことがなかった。今年18歳になり、タイトルホルダーという立場になり、将棋界を代表する立場にいるという自覚はある」

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  • 王位戦七番勝負を制し、記者会見ではにかんだ表情を見せる藤井二冠=福岡市中央区の西鉄グランドホテル(撮影・村本聡)