2020.8.19 17:26

掛布雅之氏 ユニホームなど提供で資金難の「関西フィル」救う

掛布雅之氏 ユニホームなど提供で資金難の「関西フィル」救う

「関西フィル応援プロジェクト」の会見に出席した左から辰巳琢郎、首席指揮者の藤岡幸夫氏、掛布雅之氏

「関西フィル応援プロジェクト」の会見に出席した左から辰巳琢郎、首席指揮者の藤岡幸夫氏、掛布雅之氏【拡大】

 プロ野球阪神の掛布雅之レジェンドテラー(65)が19日、大阪市内のホテルで開かれた「関西フィル応援プロジェクト」の会見に出席した。プロオーケストラ「関西フィルハーモニー管弦楽団」がクラウドファンディングを開始するにあたり、2軍監督時代のユニホームなどを提供することを明かした。

 同楽団は新型コロナウイルスの影響で、年間90公演のうち60公演が延期や中止。2億円ほどの経済的損失を受けて運営が困難な状況のため、クラウドファンディングで資金を募る。

 実はオーケストラ好きと紹介された掛布氏は関西フィルのコンサートに初めて行った時のことを思い出し、「あれだけの楽器の音が一つになり、僕の体全部に響いてくるんですね。甲子園の左のバッターボックスに入って掛布コールを聞いているような激しい音を感じたことがあるんですね。大変な時代ですけど、心の笑顔を忘れないためにも、関西フィルの音は絶対必要だと思います」と力説。ユニホームの他にオーダーメードのグローブとバット、サインボールも寄付した。

 17日に閉幕した「甲子園高校野球交流試合」にも触れ、「今年はコロナで野球界も高校生の甲子園も中止になった。でも先日、選抜に選ばれた高校生たちがたった1試合ですけど甲子園でゲームをやって、球音という音を高校生一人一人が甲子園で楽しんだ。あの甲子園で、子供たちの涙じゃなく笑顔というものが印象に残っている」としみじみと話した。