2020.4.20 05:00

作曲・編曲家の前田俊明さん死去 「二輪草」で日本レコード大賞編曲賞など受賞

作曲・編曲家の前田俊明さん死去 「二輪草」で日本レコード大賞編曲賞など受賞

数々の名曲を送り出してきた前田さん=2003年撮影

数々の名曲を送り出してきた前田さん=2003年撮影【拡大】

 約100万枚の大ヒットを記録した川中美幸(64)の「二輪草」などで知られる作曲、編曲家の前田俊明(まえだ・としあき)さんが17日に死去したことが19日、分かった。70歳だった。

 東京都出身で昭和を代表する作曲家、古賀政男らに師事。山川豊(61)のデビュー曲「函館本線」や伍代夏子(58)の「忍ぶ雨」、藤あや子(58)の「こころ酒」など多数の名曲を生み出した。

 「二輪草」では第40回日本レコード大賞編曲賞などを受賞し、最近は坂本冬美(53)の「俺でいいのか」の編曲を担当。ほかにはテレビアニメ「釣りバカ日誌」のオープニング曲「しあわせのうた」を手掛けるなど幅広い分野で才能を発揮した。

 複数の関係者によると、昨年は精力的に仕事をしていたが、同11月に脳に腫瘍が見つかり入院。手術後は家族ら周囲の献身的なサポートで容体も安定していたが、最後は家族に看取られて旅立った。通夜は23日、葬儀・告別式は翌24日に営まれる予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、親族のみで執り行われるという。