2020.4.1 05:05(1/2ページ)

志村けんさん、遺骨で東村山に帰郷…兄の知之さん涙「まだ温かい」

志村けんさん、遺骨で東村山に帰郷…兄の知之さん涙「まだ温かい」

志村さんの遺骨を抱く兄の知之さん。「まだ温かい」と深い悲しみに暮れた=東京・東村山市(撮影・尾崎修二)

志村さんの遺骨を抱く兄の知之さん。「まだ温かい」と深い悲しみに暮れた=東京・東村山市(撮影・尾崎修二)【拡大】

 3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去したタレント、志村けんさん(享年70)が31日、荼毘(だび)に付され、遺骨となって東京・東村山市の実家に戻った。遺体からウイルス感染の恐れがあるため、火葬場へ付き添えなかった実兄の知之さん(73)が志村さんと悲しみの再会。葬儀関係者から遺骨を受け取ると、「まだ温かい…」と目を潤ませながら亡き弟のぬくもりを感じていた。

 無念の死からわずか2日-。国民に愛された喜劇王が悲しみの帰郷を果たした。

 東村山市の実家には報道陣約50人に加え、地元での絶大な人気を示すように近隣住民ら約50人も集結。騒然とする中、遺骨を抱いた長兄の知之さんが妻のサヨ子さん(69)と取材に応じ、「無事に(故人が)帰ってきました」と憔悴(しょうすい)した様子で報告した。

 知之さんは31日午後、志村さんの遺体があった東京都内の病院に到着。安置所で棺に入った故人と“対面”した。

 3月20日に志村さんが入院して以降、感染の恐れなどから一度も面会できなかった知之さん。この日も棺の中の顔を見ることはかなわなかった。志村さんは知之さん、サヨ子さんら親族6人と所属事務所関係者3人の計9人に見送られ、火葬場に“一人”で向かった。

 葬儀関係者以外は火葬場への同行が許されなかった。棺には志村さんゆかりの思い出の品々を納めることもできず、知之さんは出棺時に「よく頑張ったね」と涙ながらに声をかけた。一方のサヨ子さんは「日本中の方々が応援してくれて、すごいニュースになっていて、最後はありがとうございましたと伝えました」と振り返った。

【続きを読む】

  • 弟の遺骨を抱き、集結した報道陣に、妻とともに真摯に対応する知之さん
  • ありし日の志村さん。大好きな実家に帰り、兄ら家族に囲まれて安堵しているかもしれない=2006年撮影
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣の前に現れた兄の知之さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣の前に現れた兄の知之さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣の前に現れた兄の知之さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣に対応した兄の知之さん。時折笑みを浮かべながら、けんさんの思い出を語ってくれた=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣に対応した兄の知之さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣に対応した兄の知之さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて取材に応じる兄の知之さん(右)と義姉のサヨ子さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて取材に応じる兄の知之さん(右)と義姉のサヨ子さん。知之さんは時折、けんさんの遺骨に視線を落としながら丁寧に質問に答えてくれた=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 志村けんさんの遺骨を抱いて報道陣に対応した兄の知之さん。左は義姉のサヨ子さん=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)
  • 関係者の手で実家に帰った志村けんさんの遺骨=東京都東村山市(撮影・尾崎修二)