2020.4.1 03:00

佐々部清監督が死去、62歳 代表作に「陽はまた昇る」「半落ち」

佐々部清監督が死去、62歳 代表作に「陽はまた昇る」「半落ち」

死去した佐々部清さん

死去した佐々部清さん【拡大】

 映画「陽はまた昇る」「半落ち」などで知られる映画監督、佐々部清(ささべ・きよし)さんが31日、山口・下関市で亡くなったことが分かった。62歳だった。

 関係者によると、今月中に書き終えた次回作の台本を手に、30日に現地入り。同日夜にスタッフと食事した際に顔色が悪く、「ホテルで休む」と宿泊部屋に戻ったが、翌朝に姿を見せず、自室で亡くなっていた。

 死因は不明だが、最近は大好きな酒やタバコを控えていたという情報も。31日に理事の任期を終えた日本映画監督協会の会合にも、半年ほど姿を見せていなかった。

 29日にはツイッターで「外出自粛…じっと我慢。韓国映画…安定の面白さ」とつぶやいたばかり。今秋に鹿児島で先行上映される映画「大綱引の恋」が遺作になった。所属先のシネムーブは、告別式の喪主を妻の昭美さんが務め、近親者のみで営むと発表した。

 佐々部さんは1958年、山口県生まれ。明大卒業後、ドラマの助監督を経て昨年死去した映画監督、降旗康男さん(享年84)らに師事した。

 2002年に俳優、西田敏行(72)主演の映画「陽はまた昇る」で監督デビュー。04年には作家、横山秀夫氏(63)の代表作「半落ち」を俳優、寺尾聰(72)主演で映画化し、第28回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した。