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【朝ドラのころ】大竹しのぶ(4)大人気だった桜田淳子ちゃんと公開録音…うれしかった

【朝ドラのころ】

大竹しのぶ(4)大人気だった桜田淳子ちゃんと公開録音…うれしかった

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朝ドラのころ
報道陣の前でギターを手に歌う大竹(左)。主題歌を担当した桜田淳子と公開録音を行った=1975年撮影

報道陣の前でギターを手に歌う大竹(左)。主題歌を担当した桜田淳子と公開録音を行った=1975年撮影【拡大】

 役名が知子だったので半年間、スタッフ全員から、ともちゃん、ともちゃんって呼んでもらいました。みんな、本当に仲がよくて。日曜のリハーサルが早く終わったときには、NHKが持っているグランドに集まって野球の試合をやっていましたね。私はもっぱら応援する方でしたけど。

 全ての撮影が終わってからですが、みんなでキャンプにも行きました。当時のスタッフの方々とは、今でもNHKで会うと「ともちゃん」と呼んでもらっています。私も顔をずっと覚えています。亡くなられた方もいらっしゃいますが。

 「水色の時」が終わってからも、演出の深町幸男さんにはお世話になりました。仕事でどうしたらいいか分からなくなったときに電話したら、他局なのに深町さんが来てくれて、なぐさめてもらいました。本当に甘えていましたし、みなさんにすごくかわいがってもらっていましたね。

 共演者とは本当の家族のようでした。父親役の米倉斉加年さんや母親役の香川京子さんの自宅には、よくお邪魔させていただきました。弟役2人(佐久田修、宮田真)とも仲良くなって、しょっちゅう家へ遊びに行ったりしました。

 米倉さんは絵画や本、政治のことまでいろんな話をしてくれて。香川さんは私のエプロンのひもが緩んでいるのが分かると、撮影の合間にさりげなく締め直してくださったり、本当のお母さんのようでした。細やかなこともたくさん教えてもらいましたね。

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