2020.3.20 10:41

橋下徹氏、東京五輪は「センバツすら実施できない日本ができるわけない」

橋下徹氏、東京五輪は「センバツすら実施できない日本ができるわけない」

橋下徹氏

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 元大阪府知事の橋下徹氏(50)が19日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上 特別編」(後7・57)に生出演。新型コロナウイルスの世界的感染拡大で中止や延期などが危惧される東京五輪・パラリンピックについて言及した。

 新型コロナウイルスが世界で猛威を振るい、終息の兆しも見えない中、開催の是非について議論が巻き起こっている東京五輪・パラ。

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(62)は「日本が率先して延期を申し入れる、提案するっていうのも一つの案だと思います」と提言。「五輪憲章っていうのは『中止』か『開催』しかないんですよ。『延期』がないんです」と前置きし、「五輪憲章っていうのは今まで変わってきましたからね。ですから、日本が能動的にこの状況じゃ世界を見てもやれませんよね、と。来年は世界陸上が米国である。それを1年間ずらせばいいじゃないですか。来年やりましょうよとか、秋にやりませんかとか、あるいは2年後に冬季は北京(中国)で夏季は日本で手を携えてやりましょうとか、そんなアイデアをIOCに能動的に出さなきゃだめ」と訴えた。

 また、五輪開催をめぐっては安倍晋三首相が16日夜の先進7カ国(G7)首脳による緊急テレビ電話会議で、首相が「完全な形での開催を目指したい」と表明し、各首脳の賛同を得たと発言。開催時期は明言を避けたことなどから、「完全」の意味を巡り憶測が乱れ飛ぶ事態となったが、首相は19日、「完全な形ということを申し上げたのは、当然、前提としては参加するアスリートの皆さんにとって、観客にとって、安全で安心できるものでなければならない。そして、規模は縮小せずに行う」と真意を説明した。

 首相の発言について橋下氏は「この『安全で安心できるもの』を、じゃあ具体的にどうするんだって示さないと、みんな納得しないと思うんですが」と切り出し、「そのチャンスは春の選抜高校野球だったと思うんです。あれぐらいのことを実施できない日本が五輪なんかできるわけないじゃないですか」と指摘。政府や主催者が知恵を出し合い、選抜大会を開催すべきだったとし「センバツですらやらないとなったら、様子見で終息を待って『五輪やりましょう』というのではなかなか世界は同意してくれないと思います」と強調した。