2020.3.10 19:00

銀座に首都高新トンネル新設へ 大型車通行を確保

銀座に首都高新トンネル新設へ 大型車通行を確保

 国土交通省は10日、東京駅近くの銀座・京橋エリアに首都高速道路のトンネル(延長約1キロ)を新設する方針を明らかにした。東京・日本橋上空を覆う首都高の地下化に伴い、既存区間の一部はバスやトラックなど大型車が走行できなくなるため。東京五輪・パラリンピック後に着手し、完成まで10~20年かかる見通しだ。

 トンネル新設に伴い、銀座にある高架の東京高速道路(KK線)は通行量が大幅に減り、使われなくなると想定され、東京都が転用策を議論中。緑化して遊歩道にするといった案が出ている。

 新トンネルは首都高八重洲線と都心環状線を結ぶ。KK線の地下部分に当たり、JRや地下鉄も通っているため、具体的な事業計画について調整を進める。

 日本橋周辺の首都高地下化は、景観改善が目的。これによりジャンクションの構造が変わるなどして大型車の通行が一部できなくなるなど不便になる。大型車が通行できないKK線の構造を強化する案もあったが、高架下のテナントへの影響が大きいなどと判断した。