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新型コロナ感染源はやっぱりコウモリ WHOがほぼ認定

新型コロナ感染源はやっぱりコウモリ WHOがほぼ認定

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)【拡大】

 これまで中国政府の専門家チームトップを務める鍾南山氏が国営通信、新華社のインタビューで、2017年にコウモリの一種から見つかったウイルスが新型コロナウイルスと起源が一緒だったとするなど、コウモリ説は根強かった。今回の報告書でほぼ“真犯人”とみていい状況だ。

 一方、コウモリからウイルスを人間に媒介する中間宿主に関しては「特定されていない」とするにとどまった。感染経路については、コウモリからセンザンコウに感染し、センザンコウが漢方薬の材料として使われるなどして、人に感染したとの説が出ている。

 さらに報告書は、感染拡大の主因について言及し、家族内で持続的な感染が起きたケースがあったと説明。同20日までに2000人余りの医療従事者の感染が報告され、多くが病院ではなく家庭内で感染したとみられるとした。感染者の87・9%に発熱があるなど、多かった症状の出現割合も分析している。約80%は軽症で、死亡率は3・8%だった。

 日本では全国の小中高校などで2日から休校となるが、報告書は18歳以下の子供が占める割合は2・4%と比較的低く、子供から成人に感染した事例は確認されなかったとしている。