2020.2.15 09:31

新型肺炎、一般病院で対応可能 拡大見据え指針

新型肺炎、一般病院で対応可能 拡大見据え指針

 感染症対策の専門家らでつくる日本環境感染学会は15日までに、新型コロナウイルスに対する適切な防護策を取れば一般病院でも診療可能だとする医療機関向けの「対応ガイド」を公表した。今後、国内で患者が増加し、設備や人員が整った「感染症指定医療機関」以外の病院にも訪れることを想定してまとめた。

 感染が疑われる患者と他の患者が移動する経路を分けるなど、具体的な対応策を例示する一方、感染が確認された患者でも空気が漏れない特別な「陰圧室」の病室にする必要はないとしている。

 ガイドはA4判10ページ。新型肺炎の症状の特徴として、長く続く発熱や強い倦怠感を挙げ、治療は患者の症状に応じた対症療法が基本であることを説明した。

 感染対策としては、手洗いやアルコール消毒といった標準予防策の徹底を基本に、状況に応じた適切な防護具の使用を求めた。具体的には、外来で発熱患者に対応する際には常時マスクを着用することや、疑い例や確定患者のしぶきが飛び散るような処置をする場合には、目を保護するゴーグルや「N95」と呼ばれるウイルスを通しにくいマスクの着用などを勧めた。