2020.2.14 05:03

【記者の目】槇原敬之容疑者、同居男性と決別できなかったことが過ちの原因

【記者の目】

槇原敬之容疑者、同居男性と決別できなかったことが過ちの原因

槇原敬之容疑者

槇原敬之容疑者【拡大】

 槇原容疑者の逮捕を聞いた瞬間、思わず口をついて出た言葉は「やっぱり」だった。

 4、5年前だったか、音楽業界で槇原容疑者が再び薬物に手を出しているという噂が広がった。それから数カ月後、東京・新宿歌舞伎町の交差点で早朝、1人無言でくるくると回る槇原容疑者の目撃情報を聞き、噂の信憑性が増したことを覚えている。

 槇原容疑者が最初に逮捕されたのは21年前。同居していた男性と一緒に現行犯逮捕された。懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、更生を誓い、同居男性との決別も約束していたが…。

 当時、槇原容疑者は逮捕で7億円ともいわれる借金を抱え、1年あまりで復帰。真摯に音楽に向き合った結果、その3年後「世界に一つだけの花」という大ヒット曲を生んだ。

 しかし、一緒に逮捕された男性とは“より”を戻し、自分の個人会社の代表に招き、再び同居生活を送っていたという。そして、2年前に男性が同じ覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。私の頭の中には、噂のこともあって、槇原容疑者と一緒にやっていなければいいがと心配になった。それが、今回現実のものとなった。

 30周年企画盤やツアーの撤回、テレビ局との間に起こる損害賠償を考えると、今回も億単位の負債を抱えることは間違いない。前回の逮捕で、どれほど金で苦労したか忘れてしまったのか。男性との関係を切れなかったばかりに、同じ過ちを繰り返したと言わざるを得ない。 (文化報道部編集委員・山下伸基)