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【朝ドラのころ】藤澤恵麻(2)“両親”から教わった人生の教訓と撮影合間の過ごし方

【朝ドラのころ】

藤澤恵麻(2)“両親”から教わった人生の教訓と撮影合間の過ごし方

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朝ドラのころ
2003年11月の取材会で共演者とほほえむ藤澤(前列中央)。前列左から富司純子、中村梅之助さん、後列左から竹中直人、香川、片平、財津一郎

2003年11月の取材会で共演者とほほえむ藤澤(前列中央)。前列左から富司純子、中村梅之助さん、後列左から竹中直人、香川、片平、財津一郎【拡大】

 両親役の香川照之さんと片平なぎささんを、今でもお父さんとお母さんのように感じています。当時も、撮影は大変だけど、お父さんとお母さんに会えることが楽しみでした。本当に家族みたいですね。

 香川さんは、最初にごあいさつをしたとき、私にメールアドレスを渡して「今日から君は僕の娘なんだから、困ったことがあったら何でも相談しなさい」と言ってくださいました。びっくりしましたが、うれしかったです。

 香川さんはおっしゃることが深くて、人生の教訓を授けてくださいます。ものを100を聞いても足りなかった私に「人の話は2割聞いておけばいいぞ」と。私を見て香川さんなりに思うところがあり、アドバイスをしてくださったのではないかと思うんです。そんな香川さんは撮影本番前のリハーサルでも全然、台本を開きません。でも、ふとしたときに見えてしまった台本にはびっしりメモが書かれていて。見えないところで努力をされて、現場で監督の意図をくみ取り、柔軟に演技をされていたのだと思いました。

 香川さんとは今もときどき、メールでやりとりをしていて、別のドラマで演じる役について相談したこともあります。出演される歌舞伎の公演にもお邪魔しました。

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