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新型肺炎、現地で日本人も感染か…中国は武漢封鎖で交通遮断 成田空港も厳戒態勢

新型肺炎、現地で日本人も感染か…中国は武漢封鎖で交通遮断 成田空港も厳戒態勢

病院で新型肺炎の発症者の手当てをする医療関係者=22日、中国・武漢(画像は一部加工、共同)

病院で新型肺炎の発症者の手当てをする医療関係者=22日、中国・武漢(画像は一部加工、共同)【拡大】

 岡田直樹官房副長官は23日の記者会見で、中国湖北省武漢市で日本人1人が重度の肺炎を発症し、入院していると明らかにした。新型コロナウイルスの感染が確認されれば、日本人として初のケースとなる。一方、武漢市当局は同日午前10時(日本時間同11時)から武漢を出発する航空便や列車を停止すると発表した。春節(旧正月)に伴う大型連休を前に、同市住民の移動を大幅に遮断し、感染拡大を封じ込める異例の措置を取った。

 北京の日本大使館幹部によれば、邦人が感染したのが新型コロナウイルスか確認中。事態は悪化の一途をたどっている。

 中国共産党機関紙、人民日報(電子版)によると、23日午後7時(日本時間同8時)までに死者が国内で計17人、患者は31の省・自治区・直轄市のうち27で確認され、計628人。感染は全土に拡大する勢いだ。武漢市には約500人の日本人が住んでおり、感染者が増える恐れがある。

 一方で中国は、感染拡大の阻止へ大技に出た。武漢市は人口約1100万人。自動車を主要産業として日産自動車やホンダ、ルノーなどが進出している。この中国有数の商業都市を封鎖した。

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  • 中国・武漢から到着した乗客らの体温を測定するサーモグラフィーのモニター=23日午後、成田空港
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