2020.1.4 10:15

宇多田ヒカル、母・藤圭子さんから学んだ子育てのポリシー「親だってただの人間」

宇多田ヒカル、母・藤圭子さんから学んだ子育てのポリシー「親だってただの人間」

宇多田ヒカル

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 シンガー・ソングライター、宇多田ヒカル(36)が3日、TBS系「マツコの知らない世界 新春SP」(後9・0)に出演。4歳となる息子の子育てエピソードや母で昭和の名歌手と言われた藤圭子さん(享年62)との思い出を語った。

 宇多田は2010年末から人生を見つめ直すために「人間活動」と称して音楽活動を無期限休止。14年に8歳下のイタリア人男性と再婚し、15年に長男を出産した。16年に活動を再開するも、昨年4月には離婚が発覚した。

 長男について、MCを務めるタレント、マツコ・デラックス(47)が「子供、血引いてる?」と投げかけると、「そうですね、すごく。遺伝子ってすごいなって思いました」と首肯。マツコが「もう一回、子供産めない?女の子作ってほしい」と熱望すると「でも私は男の子でよかったってなった。気楽」と笑った。

 すると、マツコが「たぶんお母様はね、あなたと向き合ったのは大変だったと思うのよ。才能を持って生まれた娘っていうので、なんかいろんな思いがあったと思うのよ。背負わせるのか?この子にっていうね」と指摘。しかし、宇多田は「そこに葛藤があったかな?もう迷いなく『ヒカルの声はいいから。いい声だから』って、プッシュプッシュみたいな」と否定した上で「私のデビューする何年も前に、母親が『徹子の部屋』に出演して、『娘がすごいの』って言って初めて(私が)作った曲の音源を流してたり」と、娘の才能を誰よりも認めていた母のエピソードを明かした。

 宇多田は現在、英ロンドン在住だが、「(ロンドンに)当分はいますね、たぶん。(子供も)学校も入ってるし」とも。「私は子供の頃にすごくいろんなところに(行った)。急にニューヨークだ、東京急に帰る、とかが多かった」と振り返り、「そのおかげでよかったことも、今となってはあるんでしょうけど、やっぱ大変だったなって。あんまり子供に(同じ思いは)はさせたくない」と説明した。

 マツコが「子供産んでよかったタイプね。ちゃんと(子育てを)やられてる感じも出てるし、でもなんかちゃんと女だし。やっぱ血だよ。計算とかじゃできないのを感じる。なんか『なんでも来い!変わんねえから私』って」と感心すると、「親から学んだってのはあるかもしれない」と応じ、「子供ができたからって人間そんな急に変わるわけじゃない。親だってただの人間じゃんって。お手本にってわけじゃないですけど、自分らしくいないと子供のためにって全部自分のもの託しちゃうと、そのうち子供が巣立ったときに『あれ?何もなくなった。私の人生なんだったの』っていうのを子供に対して感じたくないから、私も私らしく生き続けて、それを見てもらえたらいいなって。その方が楽しい」と母から学んだ子育てのポリシーを明かした。