2019.11.23 05:00

小芝風花、初のアナウンサー役に3度泣く「言葉で人の生死が分かれる責任の重い仕事」

小芝風花、初のアナウンサー役に3度泣く「言葉で人の生死が分かれる責任の重い仕事」

小芝風花は持ち前の前向きさと滑舌のよさで新米アナウンサーを好演

小芝風花は持ち前の前向きさと滑舌のよさで新米アナウンサーを好演【拡大】

 泣きぬれて、初のアナウンサー役-。女優、小芝風花(22)が首都直下型大地震と人々のパニックをリアルに描くNHKの主演ドラマ「パラレル東京」が12月に放送されるのを前に、東京・渋谷の同局で報道陣の取材に応じた。

 12月2日から5日までの4夜連続で、NHKスペシャル「体感 首都直下地震ウイーク」の中で放送。マグニチュード7・3の大地震発生と同時に、ビル倒壊や群衆雪崩、火災旋風が発生する様子が緊迫感あふれるVFX映像で描かれる。

 ネットでデマ情報があふれる中、物語の舞台は民放テレビ局報道番組。小芝演じる普段はスポーツニュース担当の新米アナが、大地震に巻き込まれた女性のメインキャスターに代わり、人々の命を救おうと代役を志願。周囲のスタッフに助けられながら、緊急特番を懸命に仕切る姿が中心に描かれる。

 しかし、次々と各地で起きる惨状や妹の倒れた姿を映す出す映像に動転。必死に冷静さを保ちながらも、報道視点のはざまで上司にかみつき、思わず泣き出す場面も。実は今年の夏頃から撮影の準備を始めたが、小芝は「あまりの恐怖に台本を読んで泣き、NHK局内の地震特番訓練を見学して、その緊迫感にも泣いてしまいました」と告白。本番を含め3度も号泣した体験をしみじみと振り返った。

 「アナウンサーというのは、自分の言葉で人の生死が分かれる責任の重い仕事。オファーを受けたとき、大地震を経験したことのない自分は地震だけでなく、アナウンサーの仕事も怖いなと思いました」と当初は尻込みしたことを告白。「でも、一人でも多くの命を救おうという使命感をこの作品に投影し、いざ大地震が起きたとき視聴者に最善の知識を持っていただけたらと思い演じました」と語った。

 さらに「大地震が起きて例えば外にいるとき、これまでは早く自宅に帰ろうと家族と話し合っていたのですが、違うんですね。パニックでどんな人災が起きるか分からない。まずは帰宅を急がず、安全を保てる場所に避難するのが大事と知りました」と身に染みた様子。本職のアナ顔負けの滑舌の良さに加え、恐怖にワナワナと唇の震える表情などは迫真の演技で、小芝自身、身も心も揺さぶられたようだ。