2019.10.25 23:59

千葉豪雨で土砂崩れや河川氾濫 4人死亡、複数の不明情報も

千葉豪雨で土砂崩れや河川氾濫 4人死亡、複数の不明情報も

  • 大雨の影響で冠水したJR蘇我駅のロータリー=千葉・中央区(撮影・白杉有紗)
  • 大雨の影響で冠水したJR蘇我駅のロータリー=千葉・中央区(撮影・白杉有紗)
  • 氾濫した養老川付近では、冠水した道路が多く見られた=千葉・市原市(撮影・佐藤徳昭)
  • 氾濫した養老川付近では、冠水した道路が多く見られた=千葉・市原市(撮影・佐藤徳昭)
  • 冠水して建物に孤立した人たちをボートなどを使って茂原市役所へ救助する消防隊員ら=25日夜、千葉・茂原市(佐藤徳昭撮影)
  • 千葉市緑区誉田町で土砂崩れに巻き込まれた住宅=25日午後9時23分
  • 茂原市役所交差点付近で、冠水して建物に孤立した人たちをボートなどを使って茂原市役所へ救助する消防隊員ら=25日夜(佐藤徳昭撮影)
  • 千葉・茂原市内で冠水した道路。自転車を押して歩く男性の腰あたりまで水位があった=25日夜、(撮影・佐藤徳昭)
  • 千葉・茂原市内で冠水した道路=25日夜(撮影・佐藤徳昭)

 低気圧に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、関東や東北にかけて25日に大雨となり、千葉県内で土砂崩れが相次ぎ、福島県いわき市などで河川が氾濫した。千葉県内では住宅が土砂に巻き込まれるなどして4人が死亡し、1人が不明となっている。

 千葉県警などによると、土砂崩れで住宅被害があったのは、千葉市緑区の2カ所と同県市原市の1カ所の計4棟。千葉市緑区誉田町3丁目では60代女性の死亡が確認された。この住宅では40代の女性と連絡が取れておらず、捜索が続いている。

 同区板倉町の住宅でも遺体が見つかり、住人の60代男性とみて確認を進めている。市原市では住人の女性(57)が重傷となった。県は、不明者捜索のため、自衛隊に災害派遣を要請した。

 同県長柄町では、車で避難中とみられる80代男性が川の水に車ごと流され死亡。同県長南町ではトラックを運転していたとみられる80代男性が死亡しているのが見つかった。長柄町によると、川に流されるなどして複数の人が行方不明になっているとの情報がある。

 気象庁によると、25日午後には千葉県市原市で12時間の降水量が280ミリ、同県の佐倉市や鴨川市で240ミリを突破し、半日で月の平年値を超えた。鴨川市で正午までの3時間に160・0ミリ、市原市も午後1時50分までの6時間で219・5ミリ、福島県いわき市でも午後7時半までの3時間で123・5ミリの雨が降り、それぞれ観測史上1位の値を更新した。