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台風詐欺サイト警報発令 天災に乗じ“卑劣な人災”発生か

台風詐欺サイト警報発令 天災に乗じ“卑劣な人災”発生か

 台風19号による猛烈な雨の影響で甚大な被害が出た東北、関東など広範囲の現場では14日、警察や消防、自衛隊が取り残された人の救助や行方不明者の捜索を続けた。一方で、ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」で知られる情報セキュリティー大手「トレンドマイクロ」(本社・東京都渋谷区)は、インターネット上で今回の災害に便乗した不正行為が横行する可能性を指摘し、注意を呼び掛けている。

 「災害に便乗するネット詐欺は、サイバー犯罪者の常套(じょうとう)手段です」。トレンドマイクロ社のシニアスペシャリスト、高橋昌也氏はそう呼び掛け、2011年の東日本大震災時に確認された3つの事例を挙げた。

 〔1〕寄付金を募る偽サイト。震災発生翌日から「japan」「tsunami」などの単語をドメイン(ネット上の住所)に使った不審なサイトが100件以上出現した。国連児童基金(ユニセフ)を装って寄付を募り、氏名や連絡先などの個人情報まで要求する嘘のメールも横行した。

 〔2〕「地震」「家族安否」といった言葉を含むファイルを添付した偽メール。災害直後は思わず手が伸びそうな日本語名のファイルを添付。開くとウイルスに感染する。

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