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最後の海軍大将・井上成美、その驚きの教育論 サンスポなどが発見!歴史的肉声テープ

最後の海軍大将・井上成美、その驚きの教育論 サンスポなどが発見!歴史的肉声テープ

海上自衛隊第2術科学校に眠っていた井上元大将の肉声を録音したテープ (撮影・梶川浩伸)

海上自衛隊第2術科学校に眠っていた井上元大将の肉声を録音したテープ (撮影・梶川浩伸)【拡大】

 小説家、阿川弘之のベストセラー作「井上成美」でも知られる旧日本海軍の井上成美・元大将の肉声を記録した磁気テープが、海上自衛隊第2術科学校(神奈川県横須賀市)で保管されているのが見つかり、25日までに再生に成功した。井上元大将は戦後、事実上の隠遁(いんとん)生活を送ったため、インタビューテープは非常に珍しい。海軍兵学校長時代、敗色濃厚の中でも英語教育を続けた真意など“秘話”を語っている。 (梶川浩伸)

 テープはオープンリール式で3本。エフシージー総合研究所の境政郎相談役が同校に問い合わせて存在が判明し、フジテレビが再生に協力。サンケイスポーツなどが検証した。ただオープンリールテープは再生機がほとんど残っておらず、同局にも可搬型は1台のみ。さらにテープの走行速度が合わないなど、「再生には苦労した」(同局技術局制作技術統括部の竹下博英音声担当部長)。

 再生すると、3本のうち2本は同内容だった。別々の内容の1本は長さ約1時間13分、もう1本は約24分。録音されたのは1966年とみられる。井上元大将は1975年に亡くなっているので、晩年の肉声だ。

 横須賀市にあった自宅での旧海軍関係者によるインタビューで、「一系問題」といわれる機構・教育体系の改革、兵学校長時代、戦艦比叡艦長時代の部下の統率などについて語っている。

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  • 井上元大将のテープの再生作業の様子(撮影・梶川浩伸)
  • 再生した井上元大将と後妻の富士子さんの肉声を聞く、左から英語塾元塾生の藤原俊子さん、都築淑子さん、船場徳江さん(撮影・梶川浩伸)