2019.9.19 20:03

大島産業、丸刈りパワハラ賠償確定 会社側の上告退ける

大島産業、丸刈りパワハラ賠償確定 会社側の上告退ける

 福岡県宗像市の運送会社「大島産業」に勤務していたトラック運転手の男性が、丸刈りにされるなどのパワハラを受けたとして損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は会社側の上告を退ける決定をした。17日付。会社側に約1500万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。

 判決によると、経営者らは2013年、男性が会社に戻るのが遅かったことに腹を立てて丸刈りにし、洗車用の高圧洗浄機で水をかけた。他にも数時間土下座をさせたり、男性に向かって花火を発射したりした。こうした様子を写真に撮り、ブログに掲載した。

 18年9月の福岡地裁判決は、慰謝料110万円と残業代などの未払い賃金約900万円のほか、制裁金に当たる「付加金」約500万円の支払いを命令。二審の福岡高裁も支持した。