2019.9.19 19:08

韓国、「史上最悪」未解決連続殺人事件の容疑者浮上 映画「殺人の追憶」のモデル

韓国、「史上最悪」未解決連続殺人事件の容疑者浮上 映画「殺人の追憶」のモデル

特集:
わいせつ事件簿

 1986~91年に韓国北西部の京畿道・華城一帯で9人の女性が犠牲となった連続殺人事件を巡り、警察は19日、一部事件の証拠物から採取されたDNAデータが別事件で刑務所に収監されている男のものと一致したと発表した。発生から約30年後の容疑者浮上により「韓国史上最悪の未解決事件」の真相が解明される可能性が出てきた。

 ただ、既に時効が成立しており、犯行が立証されても罪には問えない。韓国メディアによると、男は警察の聴取に対して事件への関与を全面的に否認。DNAの一致も未解決事件9件のうち3件にとどまっているため、全容解明は難航する恐れもある。

 事件は半径3キロ以内で発生し、模倣犯による犯行と判明した1件を除く9件が未解決だった。被害者は当時13~71歳の女性で、多くは強姦被害も確認された。今年のカンヌ国際映画祭でコンペティション部門の最高賞を受賞したポン・ジュノ監督が過去に制作した「殺人の追憶」のモデルとなるなど高い関心を集めた。(共同)