EXILEのSHOKICHI(33)が15日、札幌市の北海道立総合体育センターで初の全国ソロアリーナツアーの最終公演を迎えた。ソロで地元・北海道への凱旋は初で、自身のキャリアを全て詰め込んだステージを披露。家族や仲間たちが見守る中、5つの楽器に挑戦するなどソロならではの演出で故郷に錦を飾ったSHOKICHIは「ここがゴールであり、スタート」とさらなる進化を誓った。
EXILEのボーカル兼パフォーマーとしてだけでなく、ソロとしても活躍するエンターテイナーが北の大地で躍動した。
「What’s up(調子はどう)? 札幌!」と冒頭から上半身裸で登場。興奮する7000人の歓声を受け、目の前のドラムを激しくたたき始めると、会場の熱気は最高潮に達した。
全曲の作詞作曲を手掛けた第2弾ソロアルバム「1114」を引っさげた初のソロツアー(6都市8公演、7・3万人動員)。6月からアリーナ規模で開催し、そのゴール地点に選んだのが故郷の北海道だ。
苫小牧市出身で、中学2年の頃、X JAPANのhideに憧れてバンド活動を開始。中学3年のときにLUNA SEAの北海道公演を見て「プロを目指したい」と決意し、高校卒業後は札幌で活動。オーディションを経て2009年にEXILEに加入した。メインボーカルではなかったが、14年に念願のソロデビューを果たした。