2019.9.13 23:32

千葉の停電全面復旧に2週間程度 電柱2000本被害、死者3人

千葉の停電全面復旧に2週間程度 電柱2000本被害、死者3人

 台風15号による大規模停電で、東京電力パワーグリッド(PG)は13日、千葉県内全域での停電復旧はおおむね2週間以内になるとの見通しを明らかにした。一部地域は被害が甚大で、全戸で完全復旧と言えるまでには「2週間を超えるかもしれない」とした。市民生活に重大な影響を及ぼす停電はさらに長期化。東電PGは「台風の規模が今まで以上に大きかったことを考慮に入れず、過小な想定をしてしまった」と釈明した。

 経済産業省は、台風15号の影響で、千葉県を中心に電柱2000本が倒壊や損傷したと推計した。千葉県によると、停電が続く君津市の特別養護老人ホーム(特養)の入所者女性(82)が12日、熱中症の疑いで死亡した。停電に伴う熱中症疑いの死者は3人となった。

 東京電力は、他の電力会社に追加の人員派遣を要請し、これまでの1万1000人から1万6000人態勢にする。復旧時期は3段階に分け、千葉市や市原市は3日以内、東金市や君津市は1週間以内、最も被害が深刻な南房総市や館山市は2週間以内とした。