2019.9.13 12:22

バンクシー「新作を計画」 EU離脱画の上塗り騒動

バンクシー「新作を計画」 EU離脱画の上塗り騒動

 正体不明の芸術家バンクシーは12日、英国の欧州連合(EU)離脱への風刺を描いた英南東部ドーバーの壁画が先月、ペンキで上塗りされた騒動について写真共有アプリ「インスタグラム」で言及、本来は離脱日に合わせて新作に塗り替え、改めて離脱問題を皮肉る計画だったと打ち明けた。

 壁画は2017年に出現。EU旗の星の一つを砕いて消そうとする人が描かれ、EU離脱を目指す英国の姿を表現していた。しかし何らかの理由で先月下旬、ペンキと工事用の足場で壁画が見えない状態にされていた。

 バンクシーは「離脱期日に壁画を描き直すつもりだったが、上塗りされてしまったようだ」と投稿、計画していた新作の構想を公表した。英メディアによると、コンピューター上で制作した画像とみられる。

 以前の壁画をモチーフとした「新作」では、EU旗がぐちゃぐちゃの状態で地面に放置された一方、英国を示す星は元の位置にしぶとく残っている様子が描かれている。(共同)