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ネット通販“三国時代”…ZOZO子会社化したヤフー、逆転の計なるか

ネット通販“三国時代”…ZOZO子会社化したヤフー、逆転の計なるか

記者会見で握手を交わす(左から)ヤフーの川辺社長、ZOZOの沢田新社長、前澤友作前社長 =12日午後、東京都目黒区

記者会見で握手を交わす(左から)ヤフーの川辺社長、ZOZOの沢田新社長、前澤友作前社長 =12日午後、東京都目黒区【拡大】

 ヤフーは、インターネット衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)を株式公開買い付け(TOB)で子会社化し、傘下に収めると発表。ネット通販を成長の柱と位置付けており、今回の買収で先行するアマゾンジャパンや楽天を追いかける構え。今後は“3強”によるネット通販市場での競走が激化しそうだ。

 ヤフーの川辺健太郎社長(44)は12日、東京都内で行われたZOZO買収についての会見に臨み、「一緒になってインターネットの未来をつくっていきたい」と抱負を語った。

 2019年3月期の商品取扱高では、楽天が旅行事業などを含め約3兆5000億円。アマゾンジャパンは公表していないが、実質的に国内最大とされる。2社に対し、ヤフーは2兆3000億円と大きく差を付けられている。

 また、日本貿易振興機構(JETRO)による17年の調査では、国内のネット通販など電子商取引(EC)サイトの市場シェア率は、アマゾン20・2%、楽天20・1%に対し、ヤフーショッピングは3位ながら8・9%と引き離されていた。

 そのため近年、ヤフーは出店手数料無料などを呼び水に、ショッピング通販事業を急拡大。10月にはスマートフォン決済ペイペイを冠した「ペイペイモール」を新たに設立し、一段と攻める姿勢を示している。

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