2019.9.12 18:37

前澤氏「社内は騒然」孫正義氏を月に誘うも「行かないと…」

前澤氏「社内は騒然」孫正義氏を月に誘うも「行かないと…」

会見に臨む(左から)ヤフーの川辺健太郎社長、ZOZOの沢田宏太郎新社長、ZOZOの前澤友作前社長=12日午後、東京都目黒区(撮影・古厩正樹)

会見に臨む(左から)ヤフーの川辺健太郎社長、ZOZOの沢田宏太郎新社長、ZOZOの前澤友作前社長=12日午後、東京都目黒区(撮影・古厩正樹)【拡大】

 衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO社の前澤友作社長(43)が12日、ソフトバンク傘下のヤフーと資本業務提携することを発表。前澤氏は代表取締役を退任することを明かし、同日17時30分から会見を開いた。

 「Let’s Start Today!」(今日から始めよう!)と印字された白いシャツ姿で登場した前澤氏は、司会者から「前社長の…」と紹介された。前澤氏は「株式会社ZOZO、前社長となりました前澤でございます。この日を迎えられたことを大変うれしく思うと同時に、これからヤフー社ならびにZOZO社の成長、発展を心から願っている次第です」と語った。

 一度、降壇した後、再び登壇した前澤氏は「ついに前社長ということになってしまいました。非常に楽しみがあるのが現状です。僕自身としましては21年間やってきて、最後の最後で一番大きな決断ができた」と強い口調でコメント。

 続けて「ZOZOはあらゆる人に届けるサービスをしていかなければいけない局面を迎えていた。ヤフー社との提携によってZOZO社の未来は大きく開かれるものと信じている。“結婚”のような提携になるのではないか。独身の僕がすみません」と笑いを誘った。

 2023年に月への渡航を計画している前澤氏は「月への渡航以外にもう一度宇宙に行くことになっている」と告白。今後については「また事業をやりたい」と話し、自宅の六畳一間から始まったZOZOを上場するまで育てたことを振り返り「あの時の感動をもう一度」と笑顔で説明した。

 しかし、「(今日の)8時45分の発表を受けて社内は騒然としました」と語った瞬間、前澤氏は涙ぐみ言葉に詰まった。「社員に対してのメッセージを発信させてください。21年間、本当に至らぬ僕を支えてくれて。時には泣き笑い…」と続けると、話すことができない状態に。「社員には後で伝えます。本当にありがとうございました」とあいさつを締めくくった。

 その後、サプライズゲストとしてソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(62)が登壇し、前澤氏にエールを送ると、前澤氏は「(孫氏を)月にお誘いしたら行かないと(言われた)」と暴露した。