2019.9.12 18:12

ゆうちょ銀、不適切投信1・9万件 高齢者への販売で社内規定違反

ゆうちょ銀、不適切投信1・9万件 高齢者への販売で社内規定違反

 ゆうちょ銀行が70歳以上の高齢者に販売する投資信託で、健康状態や商品の理解度を確認する社内規定に違反した不適切な契約が約1万9000件に上ることが12日分かった。ゆうちょ銀は13日に記者会見し、不適切販売の詳細を発表する。

 ゆうちょ銀は10月末までに、投信を購入した高齢者にはがきを送るなどして、契約に問題がなかったかどうか確認する方針。販売員が出向いて説明することも検討する。

 投信を販売する郵便局は3月末時点で1540局。ゆうちょ銀が2018年度の契約を調査したところ、約200局でルール違反が発覚した。ゆうちょ銀の投信販売は直営店の方が郵便局よりも圧倒的に多いという。

 社内規定では、高齢者に投信を売る際は勧誘時と契約時の2回、健康状態などを確かめることになっているが、守っていなかった。確認が契約時の1回だけだった例が多かった。

 関係者によると、グループに対する顧客の不信が高まっており、直営店と郵便局を合わせたゆうちょ銀の投信販売は計画より3割以上落ち込んでいる。