2019.9.9 12:00

ミキが「アッコにおまかせ!号泣事件」について語る!/芸能ショナイ業務話

ミキが「アッコにおまかせ!号泣事件」について語る!/芸能ショナイ業務話

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芸能ショナイ業務話
兄弟でお笑い芸人のミキ。左が弟の亜生 、右が兄の昴生

兄弟でお笑い芸人のミキ。左が弟の亜生 、右が兄の昴生【拡大】

 「漫才師」へ強いこだわりを持つお笑いコンビ、ミキを7日付のインタビュー企画「ヒューマン」で取り上げさせてもらった。取材は非常に楽しく明るい雰囲気で進み、書きたい話がほかにもたくさんあったので、ここで紹介させてもらいたい。

 まずは「これ書いてほしいんですけど」と昴生(33)が切り出した「アッコにおまかせ!号泣事件」について。7月21日放送の同番組は闇営業問題で謝罪会見を開いた雨上がり決死隊の宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)の会見のようすをVTRで放送。それを見た昴生が「お世話になっている兄さんなんで…」と号泣。亜生(31)も涙をぬぐい、うなずくだけだった。

 まずは亜生が振り返った。「亮さんって淡々としてる人。表情に出さへん人がガーッて泣きはるのがちょっとね…。それまで会見の映像を見ないようにしていたんですけど、『アッコにおまかせ!』はそれをフルで流した。あれはアカン」と笑いながら話した。

 続けて昴生が釈明させてと言わんばかりにしゃべり始めた。「『アッコにおまかせ!』のスタッフは意地悪やから、亜生が泣いて下を向いているのに、ワイプでずっと流すんですよ。僕はそれを見て亜生がかわいそうと思って涙したんです。だから僕は違う。会社がよくなってほしいとか思っていない。僕らは自分のことしか考えていないから」と笑いながら胸を張ったが、真相は…。

 下積み時代も懐古してくれた。昴生が先にお笑いの世界に飛び込んだが、コンビ解散を繰り返した。最後の相方はマシンガントークが売りのインディアンス・田渕章裕(34)で、「やぶれかぶれ」というコンビを組んでいた。当時、大学生だった亜生は「僕はお兄ちゃんのファンで歴代の相方を見ていたのですが、これは売れたと思いました」と話した。

 昴生は「田渕を見てコイツはすごいと思って、ずっと口説いていたんです。そしたら解散したんで一緒にやろうと」とコンビを組んだ経緯を説明。しかし、「ネタは田渕がボケて、僕が乗っかって、ガンガンなっていくのですが、お客さんはポカーンとしていて、全然ウケていなかった」と数カ月で解散。以降は2年ほどお笑いを一切やらず、アルバイト生活を送った。

 2012年4月に弟の亜生とコンビ結成し、4年目の時に「NHK上方漫才コンテスト」で初めて賞レースで優勝したが、前途洋々だったわけではない。昴生は「最初にゴング形式のオーディションを受けたんですけど、20秒くらいで鳴らされた。落ちたことよりも声が出なかったことがショックで…。2年ぶりの舞台でした」とブランクは想像以上だった。

 亜生とは芸歴にして4年の差があり、コンビ内で格差があった。亜生は「お兄ちゃんから、ヘンダーソンの中村(フー)さんのボケを見ろと言われて、ずっと見ていました。ほかにも和牛さん、藤崎マーケットのトキさんを見ていましたね」と研究を重ね、現在に至った。

 今やレギュラー7本を抱える売れっ子となっても、土日は劇場優先で漫才をする。テレビに出るために漫才をする若手が多い中、「劇場にお客さんを呼ぶためにテレビに出る」という2人。漫才愛がひしひしと伝わってくる取材だった。(わたなべ)