2019.9.8 16:20

ネイルサロンで感じたジャニー喜多川さんへのファンの熱い思い/芸能ショナイ業務話

ネイルサロンで感じたジャニー喜多川さんへのファンの熱い思い/芸能ショナイ業務話

特集:
芸能ショナイ業務話

 休日に訪れたサロンでネイリストから4日に東京ドームで営まれたジャニー喜多川さんのお別れ会のことについて突然、話しかけられた。「ジャニーさんのお別れ会に行かれましたか?」

 もちろん、私の職業は知らないのだが、続けて彼女は「実は行きたかったのに仕事でいけなくて、女性の方を見ると聞いちゃうんです」とちょっぴり寂しそうだった。

 話を進めると、そのネイリストは20代後半で、SixTONES(ストーンズ)やジャニーズWESTのファン。今春に東京・有楽町のシアタークリエで行われたライブイベント「ジャニーズ銀座2019」でジャニーさんが美 少年と一緒に客席に座っていたのを見たのがジャニーさんの最後の姿だったという。

 記者が「なぜ、お別れ会に行きたかったの?」と聞くと、「もちろん、感謝したかったから」と即答。「ジャニーさんのおかげでいろんなグループを知ることができたし、ライブを見ることができた。ジャニーさんの演出が好き。私は彼らのライブを見て元気をもらえた。ありがとうを伝えたかった」と話した。

 午後2時からのファンが参列できる「一般の部」は所属タレントが出演しないにもかかわらず、ドーム周辺には約3・3キロの長蛇の列ができ、入場まで3時間待ちになる人も。都内の女子高生は「物心ついたときから親の影響でジャニーズが好きでした」と親子2代でファン。スペイン出身の女子大生も「ジャニーさんは欧州にはないアイドルエンターテインメントを作った」と多大な影響力に感謝した。

 午後8時の受け付け終了の予定が収容人数と会場の撤収時間の都合で、1時間前倒しの午後7時に変更する緊急措置を取るほどの事態となったが、少年隊の東山紀之も8日、司会を務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)で、「皆さん、ジャニーさんに会ったこともなければ見たこともないのに、これだけの人が来てくれるってすごいなって、改めて思いますね」と恩師の偉大さを再確認した様子だった。

 ただただ、ジャニーさんの人柄をしのび、感謝を伝えるために集まったファンたち。ファンも所属タレントとある意味、思いは同じだったのだ。

 話ながらもきちんと記者の両爪を華やかにしたネイリストは最後に「(ジャニーさんの後継者といわれる)タッキーにも期待しているんです。最近はパフォーマンスがすごいグループが増えたのでライブが面白いんです。みんなでジャニーさんの遺志を継いで頑張ろうという思いを持ってやっているのが分かる。これからも彼らをずっと応援していきます」。

 日本を代表するエンターテイナーの心は子供たちだけでなく、タレントを思うファンの胸にもしっかり受け継がれる。(ちゅん)