2019.8.31 18:45

竹富島、入島料に300円 9月から観光客、任意で

竹富島、入島料に300円 9月から観光客、任意で

 年間約50万人が訪れる人気観光地の沖縄・竹富島(竹富町)で9月1日から、観光客は、1人300円の入域料(入島料)の支払いを任意で求められる。町は、島の景観や自然の保護に充てる考えだ。

 竹富島は人口約350人。赤瓦の屋根など沖縄の伝統的な町並みが残り、水牛に引かれた車で島内を回るのが人気だ。多くの観光客が訪れるためごみ処理が問題となっているほか、リゾートホテルなどの開発による生態系・景観の荒廃も懸念されるようになった。

 町によると、入島料は竹富島行きの船が出発する石垣島の石垣港離島ターミナルか、竹富港の券売機で支払う。竹富島民は対象外。

 町は観光客の約4割が支払い、年間約6000万円が集まると見込む。サンゴ保護や外来生物の駆除、耕作放棄地の再生のほか、開発で生態系が損なわれる可能性が高い土地の買い戻しにも充てるとしている。

 これまで島民らが資金を出し合って環境保全活動を続けてきたが負担が大きく、入島料の導入を求めていた。