公演に復帰したガリットチュウの福島善成=東京都新宿区(撮影・矢島康弘) 【拡大】
反社会的勢力への闇営業問題で謹慎していたお笑いコンビ、ガリットチュウの福島善成(41)が20日、東京・新宿のルミネtheよしもとの公演で復帰した。
前日19日に芸人11人の謹慎処分が解除になり、5組7人が先んじて復帰したのに続く登場。
相方の熊谷茶(41)と並んだ福島は青のシャツ姿で「このたびはいつも応援してくださる皆さま、関係者の皆さま、詐欺被害に遭われた方々に本当に不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」とおじぎ。「本日より復帰させていただきます」と話して一度舞台袖に去り、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」の姿で再登場して復帰第一弾ものまねを披露した。
「せんとくん」に扮した福島は甲高い声で「きょうはいっぱいカメラがある。何で?」と取材陣におとぼけ。「ガリットチュウ福島が2カ月謹慎して復帰舞台だからだ。ボランティアをするのもいいけど、詐欺被害が消えることを呼びかけるのが一番」と自身への戒めのように呼びかけた。
さらに、得意の怪力芸で分厚い雑誌を真っ二つに割り、「闇営業行ったらこうなるからな」と自虐ネタで笑いを誘った。