2019.8.15 05:00

「世界三大テノール」ドミンゴ氏にセクハラ疑惑、東京五輪にも打撃か

「世界三大テノール」ドミンゴ氏にセクハラ疑惑、東京五輪にも打撃か

プラシド・ドミンゴ氏(ゲッティ=共同)

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 「世界三大テノール」として知られるスペイン出身のオペラ歌手、プラシド・ドミンゴ氏(78)のセクハラ疑惑を受け、米名門フィラデルフィア管弦楽団は13日(日本時間14日)、9月に予定していたドミンゴ氏の出演を取り消したことを発表した。サンフランシスコ・オペラも10月の公演中止を決めた。

 ドミンゴ氏が2003年から総合監督を務めるロサンゼルス・オペラも疑惑を調査すると明らかに。多くのセクハラ問題は同劇団の歌手らが受けたと伝えられている。

 騒動は13日にAP通信が女性歌手やダンサーの計9人が長年、ドミンゴ氏からセクハラや不適切な行為を受けていたとの告発記事を配信し、オペラ界で公然の秘密だったと指摘。ドミンゴ氏は声明で疑惑を否定しているが、性被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動など反セクハラ機運で大きな注目を集めており、影響が広がりそうだ。

 ドミンゴ氏は親日家として知られ、これまで何度も来日公演を実施。来年1月28日に東京・丸の内の東京国際フォーラム、同31日には赤坂のサントリーホール公演を予定しているほか、同年4月から実施する東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラムでも公演を予定している。