2019.8.15 15:42

台風10号、広島に上陸 西日本縦断、16人負傷

台風10号、広島に上陸 西日本縦断、16人負傷

台風10号の影響で、高波をかぶった漁港の堤防=15日午前6時2分、高知県安芸市

台風10号の影響で、高波をかぶった漁港の堤防=15日午前6時2分、高知県安芸市【拡大】

 大型の台風10号は15日午後3時ごろ、広島県呉市付近に上陸した。15日夜には山陰沖に進んで西日本を縦断する。強風で転倒するなどした負傷者も岡山など8県で16人に上った。16日にかけて台風本体や周辺の雨雲の影響で西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨が続くため、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に引き続き警戒を呼び掛けている。

 台風10号は17日未明までに日本海北部で温帯低気圧に変わり、北海道付近に進む見込み。東北や北海道は17日にかけて大雨になる恐れがある。

 JR西日本は台風の接近・通過に伴って山陽新幹線の新大阪-小倉間で15日終日の「計画運休」を実施。岡山、広島、山口各県で在来線の運転を見合わせた。JR四国も瀬戸大橋線を含む四国のJR全線で終日運休。日航と全日空は400便以上が欠航した。

 気象庁によると、台風10号は豊後水道を北上し、15日午前11時すぎ、愛媛・佐田岬半島付近を通過。午後2時現在、広島県呉市付近を時速30キロで北に進んだ。

  • 台風10号の影響で高知県安芸市の漁港に打ち寄せる高波=15日午前6時
  • 台風10号接近により店舗が軒並み休業し閑散とする三宮センター街=15日午後、神戸市中央区(南雲都撮影)