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柳楽優弥が“日本の顔”葛飾北斎に!田中泯とW主演、海外配給も視野

柳楽優弥が“日本の顔”葛飾北斎に!田中泯とW主演、海外配給も視野

映画「HOKUSAI」に出演する上段左から柳楽優弥、田中泯、下段左から阿部寛、瑛太、玉木宏

映画「HOKUSAI」に出演する上段左から柳楽優弥、田中泯、下段左から阿部寛、瑛太、玉木宏【拡大】

 俳優、柳楽優弥(29)と田中泯(74)が日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎の生涯を描く映画「HOKUSAI」(来夏公開、橋本一監督)にW主演することが6日、分かった。北斎の青年期を柳楽、老年期を田中が演じ、来年迎える北斎生誕260周年や東京五輪・パラリンピック開催を機に日本文化を世界に発信する。柳楽は「世界中にいる北斎のファンに見ていただきたい」と自信満々。阿部寛(55)ら豪華俳優陣の共演も決まった。

 日本屈指の演技派として知られる柳楽が、誰もが知る画家でありながら謎の多い青年期の葛飾北斎を巧みな演技で現代に蘇らせる。

 北斎は18世紀にフランスでジャポニスムブームを巻き起こし、ゴッホ、モネ、ドガらに影響を与えた世界的芸術家。来年3月に刷新される旅券(パスポート)の査証欄や、2024年度から発行される1000円札の裏面に浮世絵「富嶽三十六景」が採用されるなど、今もなお“日本の顔”として愛されている。

 映画「HOKUSAI」では91年にわたる生涯の大半を柳楽と田中が熱演。北斎を主人公にした映画は1981年に緒形拳さんが主演した「北斎漫画」があるが、資料の少ない青年期まで映画化されるのは初だ。

 製作側は、約3年間に及ぶ研究を経て独自の視点と解釈で資料の断片をつなぎ合わせて物語を構成。東京五輪・パラリンピック開催で日本が世界から注目を浴びる来夏の公開に向けて、今年6~7月に撮影した。海外映画祭への参加や海外配給も視野に入れている。

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  • 北斎が70代で描いた「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」。2024年度発行の1000円札裏面に印刷されるなど、日本を代表する作品だ