2019.8.5 19:11

客室乗務員の6割が盗撮経験 労組調査

客室乗務員の6割が盗撮経験 労組調査

特集:
わいせつ事件簿

 航空関連企業の社員らでつくる労働組合「航空連合」は5日、客室乗務員を対象に機内の迷惑行為に関しアンケートした結果、回答した1623人の約6割が、乗客に盗撮されたり無断で撮影されたりする被害を経験したとみられる、と明らかにした。明確に経験があるとした乗務員のうち、6割近くが注意するなどの対応ができなかったと答えた。

 航空連合は「盗撮は乗務員の職務を妨げる行為。安心して働ける環境にするため、国が対応を検討する必要がある」としている。

 アンケートによると、盗撮や無断撮影の経験が「ある」との回答は359人、「断定できないが、あると思う」は641人で計61・6%だった。

 「ある」と回答したうち57・7%に当たる207人が「適切に対処することができなかった」と回答。理由として「トラブルにしたくない」「恨みを持たれるのではと恐怖を覚えた」など乗客との関係を挙げたケースのほか、「確証がない」「わいせつ目的か分からなかった」などとした例もあった。

 航空連合は、乗務員から盗撮被害の報告が増えているとして、4~6月にアンケートを実施した。