2019.7.27 05:02

青葉容疑者、依然重篤も「あっ」などと声 京アニ放火殺人

青葉容疑者、依然重篤も「あっ」などと声 京アニ放火殺人

青葉容疑者宅からは大型スピーカーなどが押収された=26日午前、さいたま市見沼区(撮影・鴨川一也)

青葉容疑者宅からは大型スピーカーなどが押収された=26日午前、さいたま市見沼区(撮影・鴨川一也)【拡大】

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、京都府警は26日、殺人や現住建造物等放火などの疑いで、さいたま市見沼区大和田町にある青葉真司容疑者(41)の自宅アパートを家宅捜索した。室内の資料を押収して、経緯や動機の解明へ向けて分析や捜査を進める。

 また捜査関係者によると、現在入院中の青葉容疑者は血圧が回復傾向で呼び掛けるとまばたきをするなどの反応を示している。「あっ」などと声を出すこともある一方、意思の疎通はできていない。やけどの症状は重篤で感染症の恐れもあり、依然として予断を許さない状態が続いている。

 家宅捜索では、午前9時半頃、白い手袋を着けた府警の捜査員約10人が、段ボール5箱と壊れた円筒形で重低音が響く大型のものを含むスピーカー数個を運び出した。アパートはワンルームで、部屋は2階建ての1階。郵便受けにチラシがたまり、捜査員が部屋に入る際、玄関ドアの内側に「電気、クーラー消す」と書かれた紙が張ってあるのが見えた。

 青葉容疑者は騒音を巡って近隣住民とたびたびトラブルになり、昨年8月には容疑者の部屋から聞こえる大音量の音楽で、警察官が駆け付ける騒ぎになっていた。