2019.7.14 19:56

立川志らく、志獅丸を真打ちに昇進「戻さないといろんな人に迷惑がかかる」

立川志らく、志獅丸を真打ちに昇進「戻さないといろんな人に迷惑がかかる」

真打ち昇進パーティー前に会見し、真打ち認定書を披露した立川志獅丸(左)と師匠の立川志らく

真打ち昇進パーティー前に会見し、真打ち認定書を披露した立川志獅丸(左)と師匠の立川志らく【拡大】

 5月に二つ目の弟子7人を前座に降格させた落語家、立川志らく(55)が14日、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で開かれた弟子、立川志獅丸(43)の真打ち昇進会見に同席。7月1日付で7人のうち志獅丸を真打ちに昇進させ、4人(志奄、らく兵、らく人、がじら)を二つ目に戻したことを明かした。

 志らくは「戻さないと(昇進パーティーなどで)いろんな人に迷惑がかかる。本当はもっと早く、1週間ぐらいで戻そうと思っていた。ただ、誰一人として(なぜ降格になったのか)分かっていなかったので戻せなかった」と語った。

 発端は、志らくが5月19日のツイッターで「二つ目になったばかりの弟子が(主宰劇団の稽古場に)一度も来ない」と不満を漏らし、21日のツイッターで「二つ目全員、前座に降格させました。志らく落語は芝居によって開眼した事を弟子は知っているし、またそれを承知で入門してきた(はずだ)」と理由を明かしていた。

 会見で志獅丸は「立川流令和初の真打ち昇進だったので気持ちよく迎えられると思ったら、一瞬で目の前が真っ暗になった。2階級特進なので、(殉職した)刑事ではないですが、1回死んだ気持ちで頑張ります」と頭を下げた。

 降格後、志獅丸は志らくが主宰する劇団「下町ダニーローズ」の舞台「不幸の正義の味方」(5月29日~6月7日)の手伝いに精を出したと明かしたが、志らくは「芝居の手伝いをしたから戻したわけではない。気がつかないと大成しない。私が築地事件で拒否したエピソードをちゃんと知って、くらいついていれば違っていたはず」とぴしゃり。

 築地事件とは、志らくが師匠の立川談志に弟子入りした当時、他の弟子と一緒に築地市場で修業するよう命じられたときに拒否し、破門も拒否。談志から「両方嫌ならしょうがねえ。ウチに入るか」と言われて、身の回りの世話をするようになったことをさす。なぜ降格なのか理由を聞いた上で拒否する弟子がいたら、1週間で戻すつもりだったようだ。

 志ら門と志ら鈴については「二つ目に昇進したばかりだったので戻していない」とした。会見後、同ホテル最大の宴会場、鳳凰の間で200人を招いて昇進パーティーが開かれた。

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