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【朝ドラのころ】山口智子(2)女将の役演じて分かった!女優業との共通点

【朝ドラのころ】

山口智子(2)女将の役演じて分かった!女優業との共通点

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笑顔でバットを構えるヒロイン時代の山口。明朗快活な純ちゃんをさわやかに熱演した

笑顔でバットを構えるヒロイン時代の山口。明朗快活な純ちゃんをさわやかに熱演した【拡大】

 NHK連続テレビ小説の歴代ヒロインに迫る大型連載「朝ドラのころ」の7月は、1988年度後期の「純ちゃんの応援歌」に主演した山口智子(54)。同作で女優デビューを果たして以降多数の人気ドラマに主演し、放送中の「なつぞら」では31年ぶりに朝ドラに登場して話題になっている。ヒロインのオーディション合格前は実家の旅館を継ぐはずだったが、役として体験した女将の仕事に女優業との共通点を見いだした。

 ヒロインに選ばれたのは、運動神経があったおかげかなと思います。10代のころに陸上競技などをやっていたんです。

 ヒロインは野球好きで野球をするシーンがあったので、オーディションでは運動神経も審査されていたんだろうな、と思います。演技審査のことよりもマット運動があったことをよく覚えていて、でんぐり返しがうまくできたんでしょうね。

 野球を指導してくださったのは、元阪神の本屋敷錦吾さんでした。ポスター撮影でバットの振り方を教わりました。運動が好きなので違うテーマだったら、受かっていなかったかもしれません。

 最初のロケ地は和歌山や奈良。木造建築の古い小学校の校庭で子供たちと野球をしたんですけど、本当に楽しかったですね。自然に囲まれた素敵なロケーションに助けられ、何も分からない素人の私が作品の時代にタイムスリップして、「純ちゃん」になれたような気持ちになりました。

 せりふは関西弁だったんですけど、初めての演技だった身としては、関西弁の独特のリズムに助けられました。「何でやねん」の高低差を考えながら、言葉をメロディーのようにして気持ちを乗せて…。朝ドラを終えた後、東京に帰ってきて民放のドラマに出演して標準語の芝居をしたときの方が、逆に難しかったです。

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  • 小学校の校庭で子供たちと野球を楽しんだ山口
  • 甲子園のスタンドで1989年の春のセンバツを観戦した山口
  • 放送中の「なつぞら」では、おでん店の女将・亜矢美役を陽気に演じている