2019.7.10 20:21

韓国、違法輸出156件 摘発実績アピール「件数も毎年公開している」

韓国、違法輸出156件 摘発実績アピール「件数も毎年公開している」

特集:
金正男氏殺害事件

 韓国政府は10日、兵器製造などに転用される恐れがある物品を韓国から違法輸出したとして摘発した事例が過去約4年間で156件あったと発表した。日本政府が輸出規制強化の理由を「不適切な事案があったため」とする中で摘発実績をアピールし、輸出管理を適切に行っていると主張した。

 韓国政府は、韓国の管理体制を疑問視する一部日本メディアの報道に反論。「摘発実績であり、輸出管理を効果的かつ透明に行っている証明だ。件数も毎年公開している」と説明した。

 今回公表したのは2015年から今年3月までの摘発事例。韓国政府作成の資料や韓国メディアによると、北朝鮮の金正男氏殺害に使われた猛毒の神経剤VX製造に使われる物質がベトナムなどに輸出されたほか、日本の輸出規制強化対象となっているフッ化水素もアラブ首長国連邦(UAE)などに輸出された。

 韓国メディアによると、韓国政府関係者は「事前に防いだり、密輸されたりした場合は回収するなどしている」と強調した。(共同)