2019.7.8 05:02

和菓子店冷蔵庫から女子大生遺体…父は埼玉・岩槻の河川敷で自殺

和菓子店冷蔵庫から女子大生遺体…父は埼玉・岩槻の河川敷で自殺

女子大生の遺体が冷蔵庫から見つかった和菓子店=7日午前、東京都荒川区 (画像の一部を加工しています)

女子大生の遺体が冷蔵庫から見つかった和菓子店=7日午前、東京都荒川区 (画像の一部を加工しています)【拡大】

 7日午前0時50分頃、東京都荒川区東尾久にある和菓子店の冷蔵庫から、近くに住む大学1年、木津いぶきさん(18)の遺体が見つかった。警視庁尾久署によると、約4時間後、連絡が取れなくなっていた店の経営者で父親の英喜さん(43)が、約25キロ離れたさいたま市岩槻区の元荒川の河川敷で首をつって死亡しているのを発見。遺書は見つかっていない。同署は自殺とみて経緯を調べている。

 尾久署によると、6日午後、英喜さんから家族に「店で娘を切った。川に沈んで死ぬ」などと電話があった。署員が店に駆け付けると、幅約140センチ、奥行き約75センチ、高さ約85センチの業務用冷蔵庫内で木津さんを発見。丸まった姿勢で首に圧迫痕があった。目立った切り傷は確認されておらず、司法解剖して死因を調べるとともに、死体遺棄事件として捜査する。

 木津さんは6日朝、「アルバイトに行く」と和菓子店近くにある家を出たが、バイト先に現れなかった。英喜さんも朝仕事に出掛け、午後4時半頃には仕事が終わったと妻に連絡していたという。岩槻区内では、英喜さんが使っていたオートバイが見つかった。

★父、研究熱心で洋菓子も

 木津さんは両親と弟の4人家族で、和菓子店近くの自宅で生活していた。4人で出掛ける姿を見かけたことがあるという近所の男子高校生は「仲が良さそうで、トラブルがあるようには見えなかった」と言い、ショックを受けた様子。木津さん家族と交流があった女性(71)は、英喜さんについて「朝早くから夜遅くまで店にいて、洋菓子も作るなど研究熱心な様子だった」。子供のためにペットを飼いたいと相談されてネコを譲ったこともあり、子煩悩な印象だったと話した。

  • 女子大生の遺体が冷蔵庫から見つかった和菓子店に掲示された張り紙=東京都荒川区