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【関西レジェンド伝】もんたよしのり(1)高校中退、アマチュアバンド結成

【関西レジェンド伝】

もんたよしのり(1)高校中退、アマチュアバンド結成

特集:
関西レジェンド伝
高校を中退し、アマチュアバンドを組み、神戸などで歌っていた(右が俺)

高校を中退し、アマチュアバンドを組み、神戸などで歌っていた(右が俺)【拡大】

 本庄中学はハンドボール部が強くて、俺はセレクションに受かって報徳学園高校に進んだ。でも、心は音楽活動に向かっていた。高校の先輩で神戸・三ノ宮のダンスホールで歌っていた人がおって、ある日、都合で出演できないから代わりに出てくれと頼まれた。阪急の高架下にあった「宝石」というダンスホールが、人前で歌った最初かな。当時はダンスパーティーが流行っとって。バックは大学生のバンドで、2曲歌った覚えがある。

 結局、高校は2年で中退。そりゃ、父は大反対だったけど、頼んだら楽器を運ぶのに車を出してくれたりもしてたね。

 自分で言うのもなんやけど、ええシンガーになってた。その頃になるとリズム&ブルースがブームだったけど、あるラジオの公開収録に出たとき、ディレクターに「フォークのコンサートがあるので、出ないか」と誘ってもらった。コンサートなんて出たことなかったから、二つ返事でOKや。

 ギターのうまい速見清と組んで出演。レコード会社の人も大勢見に来とった。持ち時間は10分で、普通のバンドが2、3曲やるところ、俺らはアドリブを交えて1曲だけでやり切った。そんなことをするやつはおらんかったから目に留まって、デビューの話が決まった。ビクターと契約して、上京。1971年、20歳のときや。

もんたよしのり

 本名・門田頼命(かどた・よしのり)。1951(昭和26)年1月8日生まれ、68歳。広島県生まれ、神戸市育ち。71年にソロ歌手としてデビュー。80年にロックバンド、もんた&ブラザーズとして再デビューし、「ダンシング・オールナイト」が大ヒット。西城秀樹さんらに楽曲も提供する。84年に同バンド解散後は大阪を拠点に活動。チャリティーコンサートも精力的に開催している。