2019.6.27 21:12

警視庁、恐喝容疑で男性誤認逮捕 半日後に釈放

警視庁、恐喝容疑で男性誤認逮捕 半日後に釈放

 警視庁は27日、万世橋署が恐喝と犯人隠避の疑いで佐賀県の20代男性を24日に誤認逮捕し、半日後に釈放したと明らかにした。容疑者の住所に以前この男性が住んでいたことや、警察官らが男性の顔写真を見て「容疑者と似ている」と説明したことが原因。同署は男性に謝罪した。

 警視庁によると、都内で昨年12月、ひったくりをしようとした男を、現場近くにいた男2人が取り押さえた。しかし、2人は警察官の到着前に別の場所にこの男を隠し、現金17万円などを脅し取った。ひったくりをしようとした男がその後、同署に被害を訴えた。

 2人のうち1人は駆け付けた警察官に、自身の氏名や住所を説明していたため、同署が、この住所について調べると、誤認逮捕された男性の記録が残っていた。資料にあった男性の写真を見た、現場に行った警察官が「容疑者に似ている」と言い、恐喝されたという男も同様の説明をしたため、逮捕した。

 しかし、男性が当時都内にいなかったことが捜査で判明し、釈放。同署は2人を恐喝などの疑いで逮捕し、男も窃盗未遂容疑で書類送検した。

 警視庁は「誤って逮捕した方には誠に申し訳なく、心からおわび申し上げる」としている。