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【関西レジェンド伝】辻本茂雄(4)新喜劇の座長勇退も「茂造」でまだまだ頑張る

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辻本茂雄(4)新喜劇の座長勇退も「茂造」でまだまだ頑張る

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関西レジェンド伝
新喜劇の座長は勇退しても、「茂造」の活躍は止まらない!

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 一時期はテレビのレギュラーが8本ありましたが、レギュラーはいつか交代する時期もくるだろうし、本職をしっかりせなあかんなと考えていました。ベテランの中山美保さんにも言われました。「テレビ出過ぎやわ。新喜劇でもっとがんばってほしい」と。NHK「バラエティー生活笑百科」だけは18年やってますけど、あとは新喜劇に力を入れようと思い、プロデューサーに言いに行ったんですよ。

 「茂造一本で1年間やらせてくれ。これが茂造なんやというのを1年間やって、どれくらい視聴者が見てくれるのか。あかんかったらやめます」って。MBSで土曜の昼に吉本新喜劇を放送していますが、1年間で僕の芝居がオンエアされるのは10本なんですよ。それを踏まえて、京橋花月で「茂造~閉ざされた過去~」という芝居をやったら、1年間やった結果が集客に出た。うれしかったですね。

 視聴率もよかった。僕の週の18%というのが、新喜劇の最高視聴率。土曜の昼間ではすごい数字です。これは茂造ネタの週ではなかったけど、「花子だって恋をする」という題名で、山田花子の執事の役で、いかに結婚させるかという筋でした。

 茂造だけでなく、3人やくざのローテーショントークもウケましたね。僕が若手のとき、ある芝居で借金取りの役が3人もいるのに、せりふが3行くらいしかなかったんです。それで、せりふを3人で分けて交代してしゃべってたら、相手役に「おまえら、なんで交代してしゃべんねん」とツッコまれ、「ローテーショントークや」と返したのが始まり。そこから民謡トークとかミュージカルトークとかが生まれていった。

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