2019.6.21 21:31

軽井沢バス事故訴訟、会社側が賠償責任認める 賠償額争う姿勢

軽井沢バス事故訴訟、会社側が賠償責任認める 賠償額争う姿勢

 長野県軽井沢町で2016年に大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故で、遺族ら14人がバスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)と同社の高橋美作社長らに損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が21日、長野地裁(真辺朋子裁判長)で開かれ、被告側は賠償責任は認め、賠償額について争う姿勢を示した。

 この日、被告側は出廷しなかった。原告側代理人の酒井宏幸弁護士は閉廷後「被告側が提出した答弁書によると、賠償額については争うが、賠償責任は認めるとしており、満足している」と話した。

 酒井弁護士によると、14人は遺族でつくる「1・15サクラソウの会」のメンバー。大学生の次男を亡くした同会代表の原告田原義則さん(53)は「子どもたちの死を無駄にしたくない思いを強く持つ私たちにとり、被害の代償を明確にすることは生きていたことを証明することでもあり、とても大きな出来事です」とのコメントを発表した。