2019.6.19 18:51

ケント・ギルバート氏ら、慰安婦映画上映中止求める 「虚偽説明で撮影」と提訴

ケント・ギルバート氏ら、慰安婦映画上映中止求める 「虚偽説明で撮影」と提訴

 虚偽の説明を基に撮影したインタビュー映像が従軍慰安婦問題をテーマにしたドキュメンタリー映画「主戦場」に使われたとして、米国人弁護士のケント・ギルバート氏ら5人は19日、ミキ・デザキ監督(36)や配給会社の東風(東京)に上映中止と計1300万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

 訴状によると、当時上智大の大学院生だったデザキ監督の取材に応じたのは、映画が卒業制作として大学に提出される前提だったと主張。一般公開されたことで、肖像権を侵害されたとしている。

 また「映像を撮影時の文脈から離れて不当に使用しない」と合意していたのに、デザキ監督らは発言の意図を歪曲して「歴史修正主義者」などのレッテルを貼り、名誉を傷つけたとも訴えている。

 原告の一人で「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝副会長は提訴後に東京都内で記者会見し「一般公開は全く予想していなかった。私たちを批判する映画を撮るのが狙いだった」と話した。

 デザキ監督と東風は連名で「訴状を読んで適切に対応する」とのコメントを出した。