2019.6.17 09:31

新入植地「トランプ高原」と命名 イスラエル首相発表

新入植地「トランプ高原」と命名 イスラエル首相発表

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トランプ劇場
ゴラン高原で披露された「トランプ高原」と書かれた新たな入植地の看板=16日(ロイター)

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 イスラエルのネタニヤフ首相は16日、シリアから奪った占領地ゴラン高原の新たな入植地を「トランプ高原」と名付けたと発表した。トランプ米大統領が3月、ゴラン高原のイスラエル主権を承認したことに謝意を示す目的としている。イスラエルメディアが伝えた。

 イスラエル政府は16日、ゴラン高原で閣議を開催。ネタニヤフ氏は命名を発表した式典で「歴史的な日だ」とあいさつ。トランプ氏を「偉大な友人」と呼び「これまで誰も認めてくれなかったゴラン高原のイスラエル主権を承認してくれた初めての指導者だ」と感謝の言葉を述べた。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争でゴラン高原の大半を占領し、81年に自国への併合を決定したが、国際的には認められていない。トランプ氏は歴代米政権の方針を転換し、3月25日にイスラエルの主権を認める宣言に署名した。

 国連安全保障理事会は81年、イスラエルのゴラン高原併合決定は「無効であり、国際法上の効果はない」とし「イスラエルが決定を撤回することを要求」する決議を全会一致で採択している。(共同)