2019.6.15 05:02

日本タンカー襲撃、イラン・米国が真っ向対立 米国「イランがやった」

日本タンカー襲撃、イラン・米国が真っ向対立 米国「イランがやった」

米軍が公表した、タンカーから機雷を取り除く様子を記録したとする映像 (ロイター)

米軍が公表した、タンカーから機雷を取り除く様子を記録したとする映像 (ロイター)【拡大】

 イラン沖のホルムズ海峡付近で起きたタンカー攻撃で、トランプ米大統領は14日、FOXニュースの番組で「イランがやった」と非難した。ポンペオ米国務長官は13日(日本時間14日)、国務省での会見で安倍晋三首相のテヘラン訪問中に事件が起きたことに「日本を侮辱した」と語った。

 ポンペオ氏は、情報機関の分析や攻撃に使われた武器の種類などからイランの関与を判断したとし「この地域で活動するイランの代理勢力に、ここまでの高い精度で行動する技量や資源はない」と、国家レベルが関与したとの見方を示した。

 米軍も、日本のタンカーに付着させた機雷を、イラン革命防衛隊の小型船が取り除いているとする映像を公開。これを受けトランプ氏はイランが「証拠」を残したとの認識を示した。

 イランは13日(同14日)、安全保障理事会が行われた国連本部で、ハビブ国連次席大使が「強く否定する」と話し米国の関与も主張。敵対するサウジアラビアとイスラエルを念頭に「ペルシャ湾岸地域の緊張を高めたいと思っている2カ国」があり「米国はそれらの強い支持者だ」と強調した。