2019.6.14 14:53

モンキー・パンチさんをしのぶ会 ルパン役の声優、栗田貫一が弔辞

モンキー・パンチさんをしのぶ会 ルパン役の声優、栗田貫一が弔辞

参列した栗田貫一=東京都青山葬儀所(撮影・塩浦孝明)

参列した栗田貫一=東京都青山葬儀所(撮影・塩浦孝明)【拡大】

 人気アニメ「ルパン三世」の原作者で、4月11日に肺炎のため死去した漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さん(享年81)をしのぶ会が14日、東京・港区の青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 現在のルパン三世役を務める声優でタレント、栗田貫一(61)が弔辞を読み、「今でも現場で、先生にお会いできるような気がしてなりません」と祭壇の遺影に呼びかけた。「穏やかで優しくいつも笑顔。ルパン三世という大役を引き継いだときには『何も心配しなくていいですよ。そのままでいいんですよ』っておっしゃって。先生に守られて続けてこられた。その懐の大きさは、ルパン三世そのものだと思います」と感謝をささげた。

 夜の町並みをイメージした祭壇には、追走劇を繰り広げるルパン三世のキャラクターのパネルが設置され、楽しそうな笑顔のモンキー・パンチさんの遺影が。祭壇はルパン三世にちなんだ「真っ赤なバラ」など約2500本の深紅の花々で埋め尽くされ、両脇に設置されたスクリーンには、ルパン三世の数々の名場面が映し出された。

 実写版映画でルパン三世を演じた俳優、小栗旬(36)も参列し、「ルパン役には重圧がものすごくあったが、先生はよく現場に来て『おお、ルパンがいるじゃないか』と見守ってくださった。その優しさが僕に勇気と力をくれた」。同じく銭形警部役だった俳優、浅野忠信(45)は「最初は次元役と思っていたら、まさかのとっつあんだった。先生はとても紳士的で優しい人柄だった」と振り返った。

 また、アニメで現在も次元大介役を務める声優、小林清志(86)も「俺の人生そのものが次元。今はとても幸せ。感謝しています」としみじみと語った。