2019.6.13 18:34

日本のタンカー船2隻が襲撃される ホルムズ海峡、邦人は乗船せず

日本のタンカー船2隻が襲撃される ホルムズ海峡、邦人は乗船せず

 世耕弘成経済産業相は13日、「ホルムズ海峡付近で日本関係の積み荷を積んだ2隻の船が攻撃されたとの報告が入った」と明らかにした。東京都内の海運会社「国華産業」は同日、自社のタンカーが攻撃を受けたことを確認した。邦人は乗船していなかったという。

 政府関係者によると、ホルムズ海峡の襲撃は日本時間13日正午ごろに発生した。少なくとも1隻は日本の海運会社が運航する船で、銃撃を受けた。経産省は緊急連絡会議を開催。世耕氏は関係部局に対し、情報収集や関係事業者への注意喚起などを行うよう指示した。

 国営イラン通信はイラン南部沖のオマーン湾で13日朝、タンカー2隻の火災が発生し、イラン救難当局の船が2隻の乗員44人を救助したと報じた。44人はイラン南部の港に運ばれた。1隻はカタールから台湾へ、もう1隻はサウジアラビアからシンガポールに向かっていたとされる。

 米海軍の中東地域を管轄する第5艦隊もオマーン湾でタンカー2隻から「攻撃を受けた」との通報があったと発表。ロイター通信は13日、台湾の会社がチャーターし、中東から燃料を運んでいた石油タンカーが攻撃を受けたと報じた。魚雷による攻撃との情報もあるという。(共同)