2019.6.13 19:35

桂米團治「閻魔の顔は米朝が最高なんですね。あれに勝るものはない」

桂米團治「閻魔の顔は米朝が最高なんですね。あれに勝るものはない」

「還暦&噺家生活40周年記念独演会」の取材会を行った桂米團治

「還暦&噺家生活40周年記念独演会」の取材会を行った桂米團治【拡大】

 落語家、桂米團治(60)が13日、京都市内で「還暦&噺家生活40周年記念独演会」(7月7日、京都・南座)の取材会を行った。

 今年1月から全国行脚しているが、30公演目の千秋楽が伝統ある京都・南座で。「やっぱり南座。他と同じようなことはできない。他とは違う伝統重みがある」と気合十分だ。

 2015年3月に亡くなった父・桂米朝さんの十八番から10種を選び、必ずどれか一席を行うのがツアーのコンセプトだったが、南座では10種に入っていない「地獄八景亡者戯」を披露する。さらに、米朝さんの映像とコラボする。

 サバの刺し身を食べて食当たりで死んだ喜六が、冥土への旅路で伊勢屋のご隠居と再会するところから始まり、三途の川渡りなど、地獄の風景が描写され、閻魔大王の裁定が下される。

 「閻魔の顔は米朝が最高なんですね。あれに勝るものはない。私もまねをするんですが、なかなかできない」と米團治。亡き米朝さんを閻魔として復活させ、会話をするという。

 全国公演も終盤に差し掛かっているが、「改めて米朝はすごい人やったなと。奇をてらうことをしなくても、十分お客さんに伝わる」と畏敬の念を語った。