2019.6.12 12:18

北朝鮮「世界政治の中心」 機関紙、金正恩氏の軍事力強化称賛

北朝鮮「世界政治の中心」 機関紙、金正恩氏の軍事力強化称賛

特集:
北朝鮮問題

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は史上初の米朝首脳会談から1年を迎えた12日、1面で長文の論説を掲載し、金正恩党委員長の功績により同国が「世界政治の中心に立っている」と強調、「最強の国家防衛力」を保有するに至ったと称賛した。

 論説は、米朝首脳会談や核戦力への直接の言及は避けながら「戦争は外交や物乞いではなく強力で物理的な力によってのみ防ぐことができる」と主張。「どんな対価を払ってでも強力な戦争抑止力を準備するのが最高指導者の意志だ」とした。

 金氏が北朝鮮の「国際舞台での地位と役割」を高めたとたたえる一方、経済的に外国に依存しない「自力更生」路線の徹底を訴えた。

 別の記事では、初の米朝首脳会談を「朝鮮半島と地域の平和と安定を図り、和解と協力の流れを推し進める上で重大な意義がある出来事だった」とし、国際社会が金氏を激賞しているとした。(共同)